過大な景品の提供や不当な表示を規制し事業者間の公正な競争を確保することによって消費者の利益を保護することを目的とします。
景品に関する規制
不当に消費者を誘引することを防止するために公正取引委員会が必要と判断した場合に、景品類の提供に関する事項を制限したり景品類の提供を禁止したりすることが出来ます。
景品類とは『来店者全員に〇〇プレゼント』『△△ご購入の方に〇〇プレゼント』などのように事業者かが消費者を惹きつけるために商品やサービスの取り引きに付随して提供する何らかの経済上の利益を言います。
この手の手段をとっているお店が結構あるのが現状です。メンズ脱毛のお店だと『来店者全員に〇〇プレゼント』などありますが、比較的安価なものの場合は問題がないかと思われます。金額が高いもの関しては該当する可能性が高いです。
具体的な景品規制については公正取引委員会告示により、取り引きの額、景品の種類などに応じて規制内容が決められています。
表示に関する規制
消費者に対して商品やサービスの内容が著しく優良、または価格や取り引き条件が著しく有利であると誤認させるような表示、あるいは誤認させるようなおそれのある表示は禁止されています。他店でも行っている技術を『当店でしかない技術』、全員申し込みをできるものを『先着30名まで』などと記載することはいけません。
他にも安い商品や企画を広告して来店を促し実際にはもっと高いものをしつこく勧めること、コース契約しかしないのに1回あたりの料金のみを表示した場合なども対象になります。
脱毛のお店は非常にこのような広告をうたっているお店が多いです。いつも対応可能なのに先着〇〇というのは良くあるので注意しましょう。
公正取引委員会とは?
公正かつ自由な競争を促進して消費者の利益を確保する為の法律『私的独占の禁止及び公正取り引きの確保に関する法律(独占禁止法)』を運用する行政委員会。景品表示法は独占禁止法を補完するものとして埠頭景品や不当表示などの取り締まりを簡単、迅速に実施する手続きなどを定めた法律です。
他業者を見ても当てはまってしまうお店もあるかと思います。お店えらびは大切ですので、脱毛するときはご自身にあったお店選びをしましょう。
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